PFSジークンドージムで2年ほどフェイズ1〜2の講師をしていた
ブレイクダンサーの「ノブルト」です。
今日は顔に来るパンチの
恐怖について少し
僕が個人的に色んな人に
教えてきた経験から
気がついた事などを紹介
解説していきたいと思います!
目次
今回のトピックを語るにあたって
少し僕自身がどうやって顔に来る攻撃への恐怖を
払拭したのかを解説したいと思います!
ズバリ「ボクシング」です!
これを聞いてそれじゃあ答えはボクシングを習えと言う事かよ!
って思うのは結論を急ぎ過ぎています!
僕は個人的にボクシングで、顔に来る攻撃への恐怖を無くしました
ですが、素人でも顔に来るパンチへの恐怖は無くすことが可能だと
僕は自分の嫁(運動嫌い)にジークンドーを約半年教えてわかりました
今回はそれぞれのケースを例に個人的にわかった事を解説していきたいと思います
僕が考えるに人は大きく2つのパターンで分かれると思います
パターン1:アスリート系(運動が好き)
パターン2:インテリ系(運動が嫌い)
この2タイプの人はぞれぞれ教え方を変えて教えないと
モチベーションや、やる気がなくなったりします
それぞれ事例と共に解説したいと思います!
アスリート系(運動好き)
こんな人が当てはまるかもです:
野球部、サッカー部、バスケ部、陸上部、
体操、格闘技、空手、柔道部等の運動部系がこのタイプだと思います
まずはアスリート系から
説明していきたいと思います!
ここでも色んな人がいるので
一概に全てのアスレチックな人が
このトレーニング方法/鍛錬方法が
一番有効って訳ではありませんが
運動好きな人はインテリ系の人に比べれば
比較的ハードなトレーニングをしても大丈夫ですね
僕は個人的に
こちらに含まれると思います
例1:僕のボクシング時代(運動好きな凡人)
僕はボクシング時代(12歳で始めた/中一)
当時は全然弱くて、しかも今みたいに
ジークンドーのカウンターテクニックを知っている訳でもありません
スパーリングをしても相手にパンチを与る事ができませんでした!
そして僕が行っていたボクシングジムは
そこまでちゃんと教えてくれない印象でした
どこのジムかは言いませんがジャブとクロスだけで
3ヶ月間はシャドーをしていただけでした
正直モチベーションは強くなる為だけに通っていました
個人的なボクシングジムに対する考え方はあまりよくはないです
素人にはもっと原理などを教えたほうがいいと感じました!
※全てのボクシングジムがそうとは限らないので
ボクシングジムに悪い印象を持たないようにお願いします!
僕は個人的に運が悪かったと思います
そんなほぼ何もテクニックを教わらなかった状態の
僕が相手に攻撃を当てれるわけもなく、相手に攻撃を当てるには
「相手の攻撃を喰らいながら、相手に攻撃するしかない!」
とバカな事を考えてスパーリングのやり方を変えてみたところ
相手に攻撃が、捨て身ですが当たるようになりました!
俗にいう「殴られ屋」って考え方ですね
この戦い方のおかげで僕は顔へのパンチに対する恐怖を無くす事ができたんだと思います
ですが、それと同様に何度も気を失うほどのノックアウトを15歳、16歳の時に経験しています!⬅︎成長過程の子供には絶対に良く無い事なので、僕の経験を読んで子供がいる方などは気をつけましょう!
そして大学で脳の事など物理的な事を学んだ今、考えると恐怖ですが
僕自身はこの経験のおかげで顔への攻撃に対する恐怖が薄れて行ったんだと思います!
※脳に障害などが残る危険性がございます
この方法絶対にお勧めはしません
例2:僕のブレイクダンサーの友達(アスリート)
二つ目の例は僕の友人のブレイクダンサーです!
ブレイクダンサーは個々の
努力にもよりますが5年ほど
真剣に練習/鍛錬を行えば
それなりのアスリートになります
僕はニューヨークで
美大学生をしながら
趣味でプロダンサーの
お仕事を、たまに引き受けていました
そのおかげでプロで活躍するダンサーの友達が
当時はかなり増えました!
その友達等と練習会などする時に「お前護身術やってるんやろ?今度教えてや!」
って感じで彼等みたいなアスリートを指導することもありました
アスリートと言われても
どんなアスリートか想像しにくいと
思いますので
彼の動画を添付しておきたいと思います
これがブレイクダンサーの普段の
運動量です!
こちらが彼の動画です👉
彼の場合は打撃系のスポーツをするのが初めてだったので最初は顔無しで
テストスパーリングなどの練習をしてみたんですが、本気で当てに行かない限り
防御などの予備動作が大きいけど、さすがアスリートです!
ほとんどの攻撃を見切る事ができます!!
そんな彼等にはマススパーとジークンドーのミット打ちドリル、詠春拳ドリルなどで顔に来る攻撃への恐怖なくして行けば直ぐに慣れてくれました!
ミット打ちドリル例
反射神経トレーニング
まぁこの二つはあくまでも例です
こんな感じので、反射神経とカウンターに対する反応スピードを重点的に
トレーニングさせました!
まぁ彼等はアスリート(運動好き)という事もあり、かなり指導するのは簡単でした!
※僕はボクシングやってた時にこれ等の練習方法
などを知ってたらよかったなとつくづく思います
インテリ系(運動嫌い)
こんな人が当てはまるかもです:
茶道部、習字、美術部、吹奏楽部(微妙)、
帰宅部、囲碁、体育の授業は常に欠席みたいなインテリ系がこのタイプだと思います
次は運動嫌いの方を
指導した時に気づいたことについて
お話ししていきたいと思います
運動嫌いな方は個人的に
楽しさを理解してくれるまでは
指導がかなり大変でだと感じます
ここでも一概に全ての人がこのタイプに
当てはまるとは思いませんので
軽い一例として見て頂けると幸いです!
例:僕の嫁(運動嫌い)
僕の嫁を例に挙げて説明したいと思います!
嫁はモデルで子供の頃から体育の授業などは
基本的に持病が有ると嘘をついてサボるような子でした
つまり運動が大嫌いってやつです
そんな彼女がジークンドーを学ぼうと思ったのには理由があります
日本にいた時(僕と知り合う前)に性犯罪に巻き込まれたからです!
ここでは長くなるので深くは触れません
嫁はこの経験からPTSD (心的外傷後ストレス障害)を発症するほどの
大きな事になって改めて護身の重要性を知って始めることにしたそうです!
運動してこなかったので勿論最初は反射神経がそこまでいいとは言えませんでした
そして運動好きの人にくれべれば、痛みなどに耐性がなく顔に軽く当たっただけで
練習を止めるほどでした
ですので初めはスパーリングなども無しで約束稽古で反応スピードを高める事にしました
まずは顔にくる攻撃をゲーム感覚でパリーイング(流し)してもらうという
とてもシンプルな練習方法から始めました
3カウントジャブカウンター:
この練習方法は完全な約束稽古として
ゲーム感覚で初心者に練習してもらうためには
かなりいい練習方法です
3カウントで
稽古をつける側と稽古する側に分かれて行います
1ジャブ=パリーイング
2パリーイング=ジャブで返す
3もう一度ジャブ=パリーイング
一番初めはこの練習方法で、顔に来る攻撃に慣れてもらいました
※個人的初めはゲーム感覚で一つの事を
永遠とこなして慣れてもらったほうが
怪我もしないし、嫌な気持ちになって
練習を止めるということも無くなりました
ナイフスパーリング(練習用ナイフ):
日本ではあまり馴染みのない練習方法ですが
ナイフスパーリングはとても反射神経と動き回る人に慣れるには
かなりオススメのトレーニングです!
もちろんゴム性など練習用のナイフとは言え
考え方などルールのセッティング次第ではかなりハラハラする
トレーニング法ですし普通のスパーリングより
早いペースで動き回るので格闘技初心者にはかなりオススメの練習方法です
普通のスパーリングよりペースが早い理由なんですけど
本物のナイフは切られた時点で致命傷になる可能性もございます
ですので仮にゴムナイフで練習するときも
本物だと思って練習すれば避ける時は本気で避けるようになりますし
攻撃の時も攻撃しながら守りを警戒する必要が出てくるので
必然的に普通のボクシング、キックボクシングより動きは早くなります
※僕のやっていたジークンドーでは
ナイフスパーリングをアップで行います
3カウントフックガードトレーニング:
この練習方法は先ほど紹介した3カウントジャブカウンターと
非常に似ています!
この練習も3カウントでゲーム感覚でフックに対するガードの反応スピードが
鍛えられる練習方法です
この練習方法は3カウントジャブカウンターに比べれば
やる事が若干多いですがかなりの良い練習になります
3カウントで
稽古をつける側と稽古する側に分かれて行います
1ランダムでフックを出す=ガードする
2ガードする=ランダムでフックを返す
3もう一度ランダムフック=ガードする
という感じでこの稽古ではフックに絞って、ランダムで攻撃をガードするので
ガードしないといけない部位が4箇所に増えた分ガード能力が大幅に鍛えられ
かなりの集中力が必要です!
※僕は慣れてるのでそこまで疲れませんが
慣れていない人はこういう集中力を必要とする事は
肉体より先に脳が疲れるみたいですね
これらの練習法で約10回ほど稽古した結果がこんな感じです
※この動画は約半年前のものです
やはり素人ですので一回の練習は1時間以上は持ちません
脳がこれ以上情報を吸収できない感じでボーっとし始めます
※まぁこんな感じで嫁は顔に来る攻撃を段々と克服しつつありますが
まだまだ恐怖はあるみたいですね!
最近練習させてるドリル
最近は反射神経が良くなってきたので色んなジークンドーの
ドリルなどフィリピン武術のカリの武器術のドリルを使って技術的な練習をさせています
パクサオ・パクダードリル
攻撃回避のステップ(フィーメールトライアングル)
ボンサオ・ラプサオドリル
ハーフビートトレーニング法
カリダブルスティックヘブン6
※勿論もっと色んな練習をさせていますが
僕が個人的に出してる簡単なトレーニング講座をいくつか
まとめて見ましたので格闘技初心者
または反射神経/動体視力を鍛えたい方などは
是非見て練習してみることをお勧めします!
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